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英精塾とは

英精塾の基本的考え
  1. ないものねだり
  2. 高嶺の花
  3. 取らぬ狸の皮算用

こうした言葉がありますが、今般の文科省の【読み・書き・話し・聞く】の四拍子そろった英語力を中等教育{中学から高校にかけて}に求める方針なんぞは、まさしく、この (A)~(C)の言葉が該当する考え以外の何ものでもないと言えます。

この【読み・書き・話し・聞く】ということを、高校生に求めるのは、ちょうど人間に【頭がいい・性格がいい・美人(ハンサム)・お金持ち[裕福]】の四点をお見合いで相手に求めるようなものとも言えるのです。
また、野球選手の譬えを用いれば、【走・攻・ 守・カ】を備えた選手とも言えましょう。
4番でピッチャー、ショートやセンターも守れる選手とも言えましょう。
こうした選手を育てようとする方針が、このたびの政府の方針なのです。

【話し】【聞く】は、学校の授業での数時間では到底足りない
生徒本位のやる気に裏付けられた「自助努力」がものを言う領域である

こうした言葉がありますが、今般の文科省の【読み・書き・話し・聞く】の四拍子そろった英語力を中等教育{中学から高校にかけて}に求める方針なんぞは、まさしく、この (A)~(C)の言葉が該当する考え以外の何ものでもないと言えます。
【読み】【書き】のレベルであれば、学校の週5~6時間の授業で、そのポイントや要所を理路整然と説明して、その文法・構文・読解の面は、宿題などの課題でフォロ ーすることもある程度可能だと思われます。
しかし、ことが【話し】【聞く】という段ともなれば、学校の授業での数時間では、到底足りない、また、生徒本位のやる気に裏付けられた自助努力がものを言う領域なのです。

断っておきますが、【読み】【書き】の側面ですら、教科書を学校に置きっぱなしの「置き勉族というものを考慮した場合、実質学校での授業だけでは到底、ある一定レベル(MARCH以上の大学の問題を8割近くゲットすること)には、到らないのが実態なのです。

実は、ここに英語ができるかできないかの秘儀があることを
文科省の方々は気付いているのだろうか?

【話し】【聞く】というスキルは、
【読み】【書き】の自助努力の
数倍・数十倍の時間と労力を必要とする

学校の授業以外に家で勉強しない、わからない、だから塾・予備校へ通う。
しかし、そうしたダブルスクール族でも更に、自宅・図書館・自習室などで、更に、"三枚腰"で努力している生徒が、一般入試で合格するのです。
では、【話し】【聞く】にテーマを変えてみましょう。
学校の授業で週1~2時間ネイティブ・スピーカーの先生から、英語を習ったからといって、どれだけ思っている内容を自在に口にできましょうか?
また、どれほどテレビなどで耳にするアメリカ人のインタビューなど聞き取れましょうか?

これは、【読み】【書き】の自助努力の数倍・数十倍の時間と労力を必要とするものです。

実は、この【話し】【聞く】という領域は、生徒自身が、【読み】【書き】の基礎・基盤を土台に、ラジオやスマホ、またCDなどの教材で自助努力をしなければならないジャンルでもあるのです。
つまり生徒の生活習慣に左右される、それも目的・目標といった動機付けがものを言う領域なのです。

2020年からの文科省の
【読み・書き・話し・聞く】という
英語試験の方針は、ある意味、
学校の責任というより生徒自身、
そして煎じ詰めれば、
親の経済力がものをいう
"英語改悪"への転換ともいえましょう。

  1. オーラル教材をせめて持つこと
  2. 英会話スクール系の塾・予備校に通える経済力があること
  3. 資格系試験{TOEICや英検など)を複数受験 できる金銭的余裕があること

こうしたバックグランドが、「命運を分けかねない制度になる」ということでもあるのです。

教育には、人を育てるという「植物栽培」にも似た、手間ひまが必要なのです。

現場の中高生を臨床医の如く、それも、私立の超進学校の生徒を指導して実感していることですが、文科省の求めている<読み・書き・話し・聞く> レベルがどれほどの基準をもって言っているのか、問い質したいものであります。
作家阿川弘之{* 阿川佐和子氏の畏父で、志賀直哉の弟子でもあった文化勲章受章者}の弁ではないが、「高校時代は、小さな完成品よりも、大きな未完成品を作ることだ」、これを捩って言わせてもらえば、文科省の、安倍政権の方針は、「高校時代は、大きな未完成品よりも、小さな完成品を作ることだ」と主張しているように思えてなりません。

ものごとには、また、教育には、人を育てるという、植物栽培にも似た、手間ひまが必要なのです。

中等教育時代は、将来、野菜{経済系}だろうと、小麦(政治系)だろうと、生花{文学思想系}だろうと、どんな苗を植えても見事に生長する土壌を作ってあげることなのです。
土壌に栄養を与え{【読み】であります}、土壌を日光の下で毎日耕す{【書く】であります}、これこそ、その生徒が将来、大学生になって、どの方面に進もうとも、見事に実をつけたり{【話す】であります}、花開いたり{【聞く】であります}するものなのです。
将来、どんな職業、また、進む大学・学部学科すら曖昧な高校生に、《使える英語》を求めることは、動機なき者に、興味なき職につけというに等しいのです。
その動機とは、「跳び箱のロイター板」にも該当します。
この「ロイター板」は、大学生、いや、社会人になって初めて芽生えてくるものなのです。

結論を言わせていただければ、
このたびの2020年度の"英語教育改革"は、
"ゆとり教育" の二の舞になると予言してもよろしかろうと思います。

政府による入試問題の指導、もしくは、干渉を全く無視して、生徒の選別を行っているのが、私立の中高一貫校の入試というものです。
灘や開成の入試問題を、「公立小学校の教科書でも解ける問題を出しなさい」などと指導したら、日本国は、亡国へとまっしぐらであろう。
文科省の言いなりになっていない私立の中高一貫校こそ、"成功"している証でもあるのです。
このたびの、文科省の【読み・書き・話し・聞く】の方針、即ち、2020年度の入試改革に、「これぞビジネス・チャンスだ!」といわんばかりに、大方の教育産業は、飛びつき、「本塾・本予備校では【使える英語】を目指します、教えます!」と、誇大広告宣伝していることに疑心暗鬼のご父兄に対して、英精塾では、幻想を抱かせる理想主義ではなく、実力がつく現実主義を貫く、"アナログ英語道場"であるともつけ加えておきます。

最後に、英精塾では次の公式(定理)がご理解できるご父兄、生徒の方にのみ、
入塾していただきたいと思っております。

必ずしも
英検○○級≠使える英語
TOEIC△△△点≠英語の本物の実力
ということを!


英精塾の特徴

1.授業は基本的には学年別ではなく、能力別です。

高校1年生でも、基礎がぎこちない生徒は、任意ですが、中学3年生の授業に出て頂きます。また、高校1年の母集団が多い初等科に在籍されている出来る高校1年生の生徒は、やる気があれば高校2年生の母集団が多い中等科に出ることを許可しています。
しかし、月謝はその2倍頂載するようなことは致しません。
プリント・教材 費だけの数千円を追加するだけで、週3時間のところを週6時間受講できるというのが、他の塾には無い特色です。

2.個別形式というのは、1対1方式ではありません。

英語という教科上、学校・受験英語というジャンル上~読み・書き重視~、1対複数(数名)方式の方が効率・効果など様々な面で好都合なのです。
「あの子は、僕より発音がいい!」「あの子は、先生にいつも褒められている!」「この単語はこのように発音するのか!」など様々なブースで区切られた1対1形式では得られない利点・長所が英精塾の少人数形式個別方式にはあるのです。

勿論、中学生では2時間、高校生では3時間、この数時間の最中に一人の生徒に数十回当てられます。
その為、程よい緊張感も芽生えます。
1対1方式を望む親御さんであれば、明光義塾や栄光ゼミナールなど大学生に背広を着せて、学校と同時並行して、その生徒のペースで授業を受ければいいのです。
実は、この生徒のペースというのがその生徒の殻を破れず、もっと伸びるのに足踏みする間違いという錯覚に嵌まるのです。

3.どんな超進学校よりも英語を先取りして、学校の授業を"復習の場"にすることをモットーにしています。

学校よりも、1歩、2歩先にどんどん先取りします。
但し、中学生のクラスでは、定期テストの1~2週間前には、やはり試験対策を要望に応えてするクラスもあります。
定期テストの直前は、頭の中が試験のことでいっぱいなので、塾の先取りの授業など眼中には入らない実態を英精塾でもある程度考慮は致しますが、生徒の多寡でご要望に添えない場合もあります。


入塾のご相談・お問い合わせ

英精塾では、入塾されるまえに"必ず"、「塾長」「お子様」「保護者様」の三者面談を行っております。

英精塾に興味を持たれ、まずは話を聞いてみたい、または入塾したい!という方は、希望する教室の各電話番号からお問い合わせをお願い致します。
また、受験に関するご相談は「受験カウンセリングコーナー」からお問い合わせください。
ご質問ご要望等ございましたら、「ご質問・ご要望フォーム」からお問い合わせください。


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